三幸苑は、野毛坂にあるタンメンと餃子が有名な中華料理店です。今回紹介する三幸苑は、野毛の新店となります。
三幸苑は元々、1964年から野毛町2丁目にありました。50年以上営まれた後、惜しくも2016年12月に閉店。そして野毛店の味を引き継いだ方が2017年1月 野毛3丁目に新たに新店として三幸苑をオープンしました。
入り口の写真。旧野毛店の看板が懐かしい。看板をよく見ると左端だけ「未」の文字が。
この看板は旧店と同じものをそのまま受け継がれたと思われ、幅が足らず左が切れている模様です。本来なら「あとをひく味」となり、その最後の字の半分が残ってしまったようです。そんな背景を知るとなんだか感慨深い思いです。
三幸苑の暖簾(のれん)分けしたお店は、平塚店・港南台店・門前仲町店があります。中でも、門前仲町店はなんと寿司がメニューにあるという意外なお店です。
三幸苑の魅力
店内は、新しいこともありキレイなイメージです。
ちなみに旧店は「きたなシュラン三つ星店」にとりあげられたことがあり、きたなうまい店の称号があります。
席数は28席でテーブル席となっています。
スタッフさんは、旧店で修行をされた方が現店主をしています。お店が受け継がれた経緯は、前社長が高齢のためお店を閉めざるを得なくなり、そこで当時旧店で働いていたスタッフへ相談をしたところスタッフの家族で社長の意思を継いでお店を出すことを決意されたようです。
筆者が小さい頃からお世話になったお店でもあったので、ぜひこれからも三幸苑の味を長く続けていってほしいです。
この日の三幸苑のお客さんは男性の方が多く、みなさん餃子やラーメンを美味しそうに食べていました。夜だったので2名以上のお客さんでお酒と共に味に懐かしむお客さんもちらほらと。ファンに大事にされているお店なんだなーと思いました。
三幸苑のメニューは、基本の中華メニューのほか横浜生まれのラーメン「サンマーメン」や人気の「チャーメン」が三幸苑にはあります。
筆者の子供の頃のイメージは、餃子と言えば三幸苑というイメージでした。常連やファンの方によりその推しのメニューは異なるので、結局のところ三幸苑はどれも美味しいと言えましょう。
三幸苑のメニュー
フードメニュー。おすすめのタンメンは一番上にあります。大は120円増し。
メニューは基本ひらがなで書かれています。「ちゃーはん」ってひらがなで書くとなんか可愛さがありますね。
ビールがアサヒ・サッポロ・キリンと選べるところが良い!餃子はハーフも選べるのでちょっと食べたい時に。
もう一つのドリンクメニュー。先ほどのリストにはなかったハイボール、日本酒、焼酎の種類が書かれています。
フード
サンマーメン 900円
三幸苑はタンメンがおすすめではありますが、筆者はここのサンマーメンが好きなので久しぶりのオーダー。
ということで、サンマは入っていません。。。。
このラーメンにかかっているあんかけ野菜のシャキッとした食感と味が本当に美味しいです。炒め物とラーメンと融合なので油感もなかなかですが味も抜群に美味い!
ザ・中華を味わうならこのサンマーメンをおすすめします。
ぎょうざ(半)260円
ハーフなので餃子は4つ。サンマーメンがボリューミーなので半分でちょうど良いバランスでした。
餃子は、焼き面が薄面でパリッとしていて、中はにんにくがタップリときいています。パンチあるからビールが進みます。焼き具合が絶妙で皮のパリパリしているところだけでもつまみで食べれそうなくらい美味しいです。
ドリンク
生ビール(スーパードライ)500円
ラーメンや餃子にはのどごしが良いアサヒのスーパードライが合います。そしてビールを頼むとおつまみザーサイが付いてきます。こういうちょこっとしたつまみが良いです。
お会計
★1,660円
- サンマーメン 900円
- ぎょうざ(半)260円
- 生ビール(スーパードライ)500円
まとめ
三幸苑は、野毛坂にある旧店の50年以上の味を引き継いだタンメン・餃子が美味しい中華料理店です。他の中華料理店ではあまり見かけない「サンマーメン」や「チャーメン」などをありどれもがしっかりとした味わいで絶品です。サンマーメンは横浜生まれのラーメンなので遠方から立ち寄った際には是非。各料理ボリュームもあり男性はとくに満足できると思います。また中華店なので昼からも飲めるのも嬉しい。
お店情報
住所 |
神奈川県横浜市中区野毛町3-135 中屋ビル 1F |
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交通手段 | 京急本線 日ノ出町駅 徒歩5分 京浜東北線 桜木町駅 徒歩7分 日ノ出町駅から300m |
営業時間 | 火~木 10:30~15:00 17:00~22:00 金 10:30~15:00 17:00~23:00 土 10:00~23:00 日 10:00~22:00 日曜営業 |
定休日 | 月曜日 |