【野毛】激安の居酒屋 特集11選【財布に優しい】

【旧バラ荘】昭和24年開業!時の間に生きていたノスタルジーBARはここです

オーシャンバー 旧バラ荘は、野毛一丁目にある老舗のオーセンティックバーです。

見よ、この佇まい。野毛の歴史が詰まっているといっても過言ではありません。

オープン日は、1949年(昭和24年)です。

普段は夜の営業ですが、なんとこの日から昼間の営業も始めたばかりとのことでこの明るい時間に入店ができました。なんとも貴重。

旧バラ荘の魅力

入り口の看板。

看板のオーシャンバーという表記も昭和感を感じさせます。

オーシャンウイスキーは昭和時代、サントリー・ニッカウィスキーに並び国産の三大ブランドとして名を馳していました。しかし時は流れメルシャン→キリンに買収されましたが、今でも名前は残っているようです。

 

ショットバーの看板。このイラストイメージがなんともレトロタッチ。

 

店の外に飾ってあるディスプレイ。

黒電話が懐かしい。

 

このバラ荘の看板が本当に印象深いです。

本当は夜の遅い時間に見るともっと味のある光が溢れていますが、今日は昼間でしたので明るい感じになりました。

席数は19席でカウンター10席、テーブル9席です。

店主の方はとても気さくで、初めて昼に来店した私たちを暖かく向かい入れてくれました。

昼営業の場合は、なんと二杯注文することで同じお酒に限り三杯目が無料とのこと。これはかなりお得なサービス。一杯が3割引になります。

この日のお客さんは、入店時に渋いおじさまがたがカウンターに数名座っていらっしゃいました。なんというかお客様の雰囲気もとても良い感じで、こんなかっこいい歳の取り方したい。

なぜ店名に旧?
ここバラ荘はブラジルで7年育ったマスターのお店とのことで、初代店主から現在で4代目の店主とのことで「旧」だそう。通常であればNEWや新などの名前をつけたくなるところ敢えて「旧」をつけ、時間をあの頃に止めていると。なんともかっこいい由来。

カウンター越しにリキュールなどがずらり。

壁色ひとつひとつに味があります。

天井付近にモノラルスピーカーが。壁の張り紙も時とともに色あせて、その記憶を刻んでいます。

 

このシャンデリアの夜の明かりがまたいい感じなのです。昼間なので伝わりづらいですが夜は別格。

外からちらっと見たことがあったのですが、オレンジのムーディーな明かりが店内を優しく灯します。

トイレ横の鏡もレトロ感あります。

エロティックな曲線を描くS字カウンター

その表現のごとくカウンターの曲線が多くのお客さんの目に止まります。そして合わせて天井も曲線を描いているというデザイン。アートとしてもこの空間が落ち着きます。

その時、昭和時間の店内から外を眺めると、外の世界は令和の時間が流れていました。

あぁ、ノスタルジィ。

旧バラ荘のメニュー

ドリンクメニューです。

ウィスキーは、スコッチ・アイリッシュ・バーボン・ジャパン。ワインのフルボトルもリーズナブル。お酒が揃っているのでジャックターを頼もうと思いましたがまだ明るかったのでここでは控えます。

メニュー表を見てるだけでもワクワクします。

 

こちらはフードメニュー。

おつまみリストのセレクトが渋い。そしてスープもありました。寒い時期はクラムチャウダーをバーで飲んでみたいな。

フード

ミックスナッツ 400円

写真撮り忘れました。。。

 

ドリンク

チンザノ ロッソ(ソーダ割り)600円

チンザノはイタリアのチンザノ社の商品名です。お酒の種類ではヴェルモットというワインの一種でフレーバードワインです。

チンザノは数種類の味がありこのチンザノ ロッソは、苦めで重めの濃赤色のスイートベルモットです。

またこちらのチンザノ社は、シャンパンに対抗するスパークリングワインとして作られたスプマンテも製造しています。イタリアで初めてスパークリングワイン(スプマンテ)を製造しました。

お会計

★1,400円 

  • ミックスナッツ 400円
  • チンザノ ロッソ(ソーダ割り)600円
  • チャージ 400円

※女性はノーチャージです。

まとめ

旧バラ荘は、野毛で昭和24年開業オーシャンバーです。現店主で4代目となりそのため店名は旧となります。少々初めての方は緊張するかもしれませんが、店内はノスタルジックとレトロが融合した時間を感じられるバーで、お酒を傾けながらぜひその歴史を感じてみてください。本当に良いバーです。昼間営業もあるのでハシゴ酒の合間によってみるのもいいかもしれません。

訪問2回目以降の追加情報

2019年8月訪問

夜営業時に入店した夜の雰囲気です。

昼と違って優しい明かりの感じがとても心地よいです。

 

カウンターに置いてあった古めかしい本。

「カンカン踊りを下から見れば」スカートの中かと思ったら指!でした。

2020年2月訪問

久しぶりの旧バラ荘。

カウンターで赤いドレスの女性とを鑑賞。

 

ジャクター 900円

横浜で飲むカクテルと言えば、ジャクター(もしくはジャックター)である。ライムジュースですっきり飲みやすいけど、ただアルコール度数は40度を越すのでそれなりに飲める人にすすめたい一杯です。

通常テキーラなどのショットがだいたい40度あるので、それをぐびぐび飲む感じです。

程よく酔ってくると、このジャクターがたまらなく美味しいお酒になります。

ジャクターとは
横浜発祥のカクテル。横浜の老舗バーの「ウィンドジャマー」が作り上げたオリジナルカクテルです。「ジャック・ター」は「水夫」という意味で横浜らしいネーミング。レシピは、ダーク・ラム(ロンリコ)、サザンカンフォート、ライムジュースです。ロンリコが70度、サザンカンフォートが40度のため、非常に強いお酒。度数は強いですが、ライムジュースによりフルーティーでなめらかな口当たりで飲みやすい。

お店情報

旧バラ荘

住所

神奈川県横浜市中区野毛町1-12 (住所がずれるので地図を参考ください)

交通手段 桜木町より徒歩6分
京急日ノ出町駅より徒歩9分
都橋近く、大きな提灯のある「野毛柳通り」です。
桜木町駅から208m
営業時間 19:00~翌3:00
閉店時間は、日により、遅くなることもあります。
週末 15:00〜18:00
日曜営業
定休日 月~日営業(不定休)
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