新京は、野毛町一丁目にある創業70年以上の老舗居酒屋です。
こちらは入り口です。
入り口前には、店の名前が照らされた緑のライトが映えます。
オープン日は、昭和20年代からとのこと。
新京は何回か訪問しましたが、毎回満席で4回目にしてやっと入店できました。常連人気のお店のようです。
新京の魅力
こちらは店先の看板。
蛍光カラーが目立ちます。
卓上の調味料をよく見ると、デスソースが。。。
しかし、このデスソース、うっかりかけるとほんとに辛いから要注意です。
店内は、ザ居酒屋と言える作りで、温かみのある照明が心地よい時間を与えてくれます。昨今のモダンでおしゃれな店内とは裏腹に飾らない昭和の空気を存分に感じることができます。
席数は、カウンター5席、6人テーブル2台、上がり座敷8席、二階座敷30席です。
スタッフは、みなさん接客がとても明るくお店の雰囲気にあった方々です。
この日のお客さんの様子は、40代以上のお客さんが多く、そのあたりの年齢層に親しまれているお店だなと実感しました。
新京のメニュー
こちらはおすすめメニューです。
このほかにも店内の至る所にメニューが貼ってありましたが、海鮮系の料理がお店の推しのようです。
一番上の白魚の踊り食いがすごい興味がありましたが、残念この日は売り切れでした。
刺身系がおすすめの中では充実していて、クジラ刺身700円などもあります。さらには、一番下ズワイガニ(たまご付)500円も。
メニューでハムカツがありましたが写真を見ると分厚くて美味しそう。
フード
クジラフライ 一本 250円
久しぶりに鯨を食しました。食感は揚げることでやや引き締まり、噛むほどにしっかりした肉質を感じられます。牛カツや豚カツよりも繊維感があります。
味わいは、クジラ特有の獣肉らしさはあるものの、フライにするとそれが抑えられ、旨味だけが際立ちます。
レバーのような鉄分の風味もほんのりと感じられます。
アワビのバター焼き 600円
火入れが絶妙なアワビは表面がやや香ばしく、中はしっとりやわらか。噛むほどにコリッとした貝特有の歯ごたえが心地よく、上質な弾力があります。
味わいは、バターの香ばしさがアワビの旨味を引き立てます。焦がしバターの香りがアワビの磯の風味と絶妙に調和し、芳醇で奥深い味わいに。バターがアワビの旨味を包み込み、味の厚みがぐっと増します。
日本酒にこれは間違いない組み合わせです。
本マグロ刺身 700円
食感は、とろけるような滑らかさと程よい歯ごたえです。
口に入れた瞬間、脂がすっと溶け出し、繊細な筋繊維がほどけていく感覚はまさに極上。赤身と脂の絶妙なバランスが楽しめます。
味わいは、海の旨味が凝縮された濃厚な味わいです。本マグロは、身に含まれるグルタミン酸・イノシン酸が豊富で、深みのある旨味が絶品です。
ズワイガニ(たまご付) 500円
まさか、居酒屋でこのようなカニにこのコスパで出会えるとは。
身は繊細でぷりっとした歯ざわりで、ズワイガニの脚肉や肩肉は、繊維が細かくしっとりとした口当たり。噛むほどにほどける繊細さが特徴です。
身はほんのり甘く塩気もあり、ズワイガニ特有の甘みと旨味が広がります。後味はさっぱり。ポン酢やレモンなどの酸味とも相性が良いと思います。
こちらは甲羅を剥がしたたまご部分。
見てくださいこの鮮やかなオレンジ。
たまごは小粒でプチプチとした独特の歯ごたえがあり、口の中で心地よく弾けます。濃厚で深みのある味わいのたまごは塩気があり風味もまさに海の幸。
ドリンク
キリン瓶ビールとお通し
ビールは、キリン、アサヒ、サッポロと三種類あります。
まとめ
新京は、野毛町一丁目にある創業70年以上の老舗居酒屋です。
店内は、昭和の居酒屋を彷彿とさせる作りで、温かみのある照明が心地よい時間を与えてくれます。飾らない昭和の空気を存分に感じることができます。
店内の至る所にメニューが貼ってあり、海鮮系の料理がお店の推しのようです。
全体的にコスパの良いメニューが多く、クジラ刺身700円や、ズワイガニ(たまご付)500円もあります。
たまには渋い居酒屋で飲みたいと思う人におすすめ。
お店情報
住所 |
神奈川県横浜市中区野毛町1-42 |
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交通手段 | JR「桜木町駅」より徒歩4分 京急「日ノ出町駅」より徒歩6分 桜木町駅から307m |
営業時間 | 平日16:00〜23:00 土・日・祝日12:00〜23:00 |
定休日 | なし |